睡眠編:その2

睡眠時の姿勢と格好

No.18
睡眠時の姿勢と格好

首にもっともいい睡眠姿勢である横向きで寝る場合、ひとつ問題になってくるのは手(腕)の位置です。身体の下になると血行が悪くなりますから前にもってくるのが自然ですが、何か落ち着かないもの。そのせいで、横向きの姿勢がとりにくくなります。

そういう人は、抱き枕を試してみてください。自然に姿勢が正しくなるだけでなく、寝付きがよくなる人もいるのでお勧めです。

また睡眠中も首が冷えるといけないので、パジャマに気を使うか、ネックウォーマーのようなものをプラスするといいでしょう。本当はエアコンで部屋をあたためておくのがいいのですが、喉が乾燥するのを嫌う人も多いので、こういうかたちで首を冷やさないようにすれば安心です。


睡眠の話のついでに、首を傷めることもある寝違えについても説明しておきましょう。寝違えとは寝ているあいだに無理な姿勢をとったり、無理に首を動かしたことで首の筋肉に負担がかかり、痛くなることです。

睡眠編:その1
首の視点から枕を考える
栄養学編:その1
血行をよくする食材を選ぼう