「コリ」について知ろう:その2

肩こりという言葉

No.14
肩こりという言葉

英語には存在しない肩こりという言葉。

では日本人だけが昔から「肩こり」を気にしていたのかというと、そうでもないらしい。

一説によると「肩が凝る」という言葉自体、夏目漱石の造語だそうです。

それまで、「肩が張る」という言い方はあったものの、それを漱石が「石のように凝っていた」(1910年『門』)と表現したことで「肩こり」という言葉が広がり、以来、日本人は症状を強く意識するようになったのです。

「コリ」について知ろう
:その1

日本語の「肩こり」
首をあたためる:その1
半身浴