NKT細胞がん治療の流れ

採血し、NKT細胞を活性化する細胞を培養そして体内へ戻します。
「ご自身の血液を採血し、NKT細胞を活性化させる成分を増やした後、からだに戻す」という流れとなります。
当院にお越しいただき、現状のご説明をいただいた上、治療の説明と方針をご説明いたします。
その後、同意書にご署名いただいた後の流れは以下のとおりです。

STEP1

問診・診察・感染症の検査を行います。

検査結果はご本人さまにお伝えします。結果により、治療を受けられない場合もあります。

STEP2

患者さまの腕の血管に注射針を入れ、専用機械につなぎ、3時間〜5時間かけて成分採血をします。

白血球の1つ『単球』のみ採取し、それ以外の成分は、同じ腕の血管に戻します。

STEP3

STEP2に含まれるNKT細胞を活性化する細胞(樹状細胞)を、特殊な物質を使って増やします(※1)

培養期間は8日で、委託先の細胞培養加工施設にて行います。

STEP4

培養した細胞は凍結保存します(※2)

その後1週間かけて、安全性を確認するための試験を行います。

STEP5

調整した培養細胞を、リンパ節の集まる部分に点滴を行います。

STEP4で安全性が確かめられた後、培養細胞を調整し、患者さまへ原則2週間ごとに計4回、リンパ節の集まる部分に点滴を行います。

  • ※1 特殊な物質(アルファーガラクトシルセラミド)
  • ※2 採取した細胞は、1年間冷凍保存可能です。

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