局所麻酔を行った後に、痛みの原因である椎間板の内部に針を入れます。
針の中にフレキシブルに曲がるファイバーを通し、そのファイバーの先にレーザーを照射するヘッドがついたもので、その細さはなんと約0.8㎜。
ファイバーを針の中に通したのちにレーザーを照射します。
レーザーを当てると、中にある髄核というゼリー状の組織が蒸散し、内部に適度な空間ができます。
するとその空間を埋めようと、出っ張っていた髄核が萎縮します。
神経を圧迫していたでっぱりが縮小して椎間板内に収まる形になりますから、痛みの元となる圧迫が解消されるというわけです。